保護者代表 稲葉知種
障がいを持つ子供にもスポーツを楽しんでほしいという思いは、親なら誰でも願うことですが、現実的には、そうした機会も、理解を持って受け入れてくれる所も、そう多くはありません。
アクアリズム多摩川は、そんな子供たちにボランティアがマンツーマンで付き添ってくださり、プールを中心とした活動をしています。 日曜日の午前中、プールに足を運んでくれるボランティアに支えていただいていることに、深く感謝しています。
子供たちは手取り足取り教えてもらうことで、少しずつ「できる」ことが増え、時間はかかっても、泳げるようになりつつあります。子供たちの行動には戸惑う時もあるかもしれませんが、手がかかる分、できた時の喜びや、ほめられた時の笑顔は、アクアに関わるみんなを幸せにしてくれます。
老若男女、いろいろなボランティアと出会い、共に過ごし、甘えたり頼ったり、時に厳しく指導してもらうことで、子供たちは世界を広げ、心身共に成長していきます。 こうした子供たちとの出会いやボランティア同士の出会いも大切にしながら、これからも楽しく活動していけたらと思っています。